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昭和22年(1947) FACELESS『ComicWalker』 ¥18,000, 木版 24.3×36.7cm(イメージサイズ) 1枚  昭和29年(1954) SOLD OUT, 木版 23.5×36.6cm(イメージサイズ) 1枚  SOLD OUT, 木版 23×33.5cm(イメージサイズ) 1枚  スポンサーリンク 昭和29年(1954) 金・銀・プラチナなどを用いた茶器・仏具・酒器、さらには中央競馬会を初めとする大きな大会での優勝カップなど、浅野氏の. 昭和22年(1947) 昭和32年(1957) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 浅野先生の漫画は自分が漫画家を目指していた時にめちゃくちゃ読み込んでいたので個人的に思い入れがとても多い作家さんの一人です。, そんな作家さんが描く「漫画家」を題材にした作品ということもあり、表紙を見た瞬間読んでみたい!と思い立ち気がついたらアマゾンでポチってました。, 浅野先生の作品は私の中で平凡な若者達が持つくだらない自尊心や消失感を、恥ずかしいほどに剥き出しに表現した漫画という印象です。, 世間では「雰囲気漫画」や「おしゃれ漫画」と揶揄されることも多いですが、生活の中に生じる鬱屈とした感情をリアルに描くことに関しては本当に天才的。, 現在連載中の「デデデデ」も、現実離れした世界観+キャラクター性の強い登場人物にも関わらず、現代の若者がハッとするようなセリフが作中に散りばめられています。, 私は「ソラニン」で浅野先生の漫画を始めて知ったのですが、夢と現実の中で葛藤する主人公達の姿と、なかなか漫画製作がうまくいかない自分を完全に重ねて読んでました(笑), 浅野作品には基本的にわかりやすい救いのあるラストも、ドラマチック性も無ありません。でもだからこそ、自分の生活を重ねてしまうんです。, 人の心の闇を理解するわけでもないし救い出してくれるわけでもなく、ただ闇の中に一緒に落ちてくれる。そんな漫画を描く作家さんだと思います。, 浅野いにお、衝撃の新境地へ--ある漫画家の、脇目もふらず駆け抜けてきた連載が終わった。久しぶりに立ち止まった自分に残されていたものは、残酷なまでの“空虚感"だった。大切な存在ほど信じ切れず、束の間の繋がりだけに縋り始める日々―――漂流する魂が着地した時、男の本当の姿が現れる。浅野いにお、極限の最新作。, “元”人気漫画家として世間から扱われ、妻との関係にもすれ違いが生じ鬱屈とした日々を送っていた深澤はある日風俗店でちふゆという女と出会う。, 自分のことを深く探索せず、肯定も否定もせず「あなたはあなた」だと言って笑うちふゆの存在に嵌って行く深澤。, 学生時代の彼女に似たちふゆの猫のような目に苦手意識を抱きながらも、会いに行ってしまう。ちふゆといる時間は深澤にとって、行き先のわからない辛い現実と向き合わなくていい時間でした。, ちふゆを通して、より鮮明になる「漫画家」としての自分とその苦悩。向き合いながら日々を過ごす深澤の日常が静かに描かれています。, 深澤のそんなセリフが印象的でした。漫画家として、漫画家だから悩み苦しんできた深澤にとって漫画は「愛している」対象ではないんだと。苦しみでもあり、喜びでもあるただの「生活」なのだということが伺えます。, この漫画、あらすじを文字にするのがとても難しいなと書いていて思いました。「ちふゆ」は明らかに深澤の中で特別な存在なのですが、ちふゆに感化されて何かをするわけでも考えが変わったり影響を受けるわけでもないからです。, その休息はちふゆが自分のことを漫画家だと知るまで。それ以降二人は会うこともなくなります。, 深澤とちふゆ、二人の物語のように見えてちふゆは一切深澤の人生の本質に関与してこないんですよね。実際はただただひとりの「漫画家」の人生が描かれているだけです。, 物語の最後の方、売れっ子漫画家として返り咲いた深澤の「馬鹿でも泣けるように描きましたから」「この程度の媚びた漫画が丁度いいんでしょうね」というセリフに呆れたような表情を見せる書店員。, 深澤は長い漫画家生活の中で「結局は売れるものを描けばいい」という結論にたどり着きます。, 自分の漫画を良いと言う人を馬鹿にするような、作家としての人格を疑うような考え。でも最後、自分の長いファンである読者の「先生の漫画に救われた」という言葉に深澤は涙を流します。, 売れるために描いた、愛してもいない漫画。でもそれを作るために彼は人生の全てを注いできたんです。, 「君は何にもわかってない・・・」そう言って涙ぐむ深澤。本当にこのシーンは印象的でした。, いつからか好きなことが苦悩に変わり、苦しんで悩んで、でも嫌いにはなりきれなくて、もう抜け出せないほどに自分の人生の全部になってしまう。「零落」は好きなことを仕事にするということの本質が描かれた漫画だと思いました。, ということで「零落」について今回は書いてみました~。久々に浅野先生の漫画を読んでみて思うのは、生きている人全てがひとりひとり悩みながら生きているんだということ。, 私も、昔は共感しまくった「ソラニン」を今読んでみると、今は全く種田や芽衣子に共感できなくて。理由はきっと私自身が夢を追うことをやめてしまったからだと思うのですが。, 社会人としての楽しさとか大変さを知って、考えも変わってしまったんだと思います。でもそれって全然悪いことじゃないし、きっとソラニンに描かれた世界観を一生理解できない人もいるわけです。, そういう理解できないことは無理に理解してもらおうとせず、理解できる人だけでただ分かち合えればいいんだと思います。, 浅野先生の漫画は大衆が良かった!という漫画ではありませんが、その漫画の主人公の心情に近い場所にいる読者にはとてつもなく鋭く鋭利に突き刺さります。, 共感できた人たちにとって、ストレスまみれの日常の中で受ける嫌な感情を吐き出す場所をくれる、浅野作品は私にとってそんな漫画だな~と思いました。, 大阪出身20代女絵と美容が好きな元アパレル販売員 SOLD OUT. ブログを報告する, 平凡な若者達が持つくだらない自尊心や消失感を、恥ずかしいほどに剥き出しに表現した漫画, デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 1 (ビッグコミックススペシャル), 現地韓国の女の子達のリアルなメイクトレンドは?本当に使ってるアイテムやメイクテクを紹介. 浅野龍哉のプロフィール(生年月日、出身地、本名、デビュー作、受賞歴など)や過去の作品リスト情報をまとめました。 浅野龍哉(アサノタツヤ)は漫画家。兵庫県神戸市出身。現在は北京市に在住。 浅野弥衛には一群の「縞」の作品がある。「縞」の太さにはヴァリエーションがあるが、いずれも、他の鉛筆にする作品群と同じ手法で制作されたモノクロームの作である。 昭和28年(1953) 昭和18年(1943) 昭和27年(1952) まんがでわかる まんがの描き方『ヤングエース』, 浅野龍哉の関連商品一覧です。コミックス等は各作品のページで確認することができます。, まんがでわかる まんがの描き方;マンガデワカルマンガノカキカタ;;まんがでわかるまんがのかきかた マンガデワカルマンガノカキカタ まんがでわかるまんがのかきかた, https://ja-jp.facebook.com/people/Tatsuya-Asano/100007473482749, 50年前からリリースされ続けている単行本を買ってみた。ことのついでにDVDも見てみた。 - I'VE SEEN THE FILM, I'VE READ THE COMIC -, 好きな作者の手掛けたものはマンガでもそれ以外でも一緒くたに楽しみたい! 浅野龍哉のプロフィール(生年月日、出身地、本名、デビュー作、受賞歴など)や過去の作品リスト情報をまとめました。 浅野龍哉(アサノタツヤ)は漫画家。兵庫県神戸市出身。現在は北京市に在住。 SOLD OUT, 木版 23×33.5cm(イメージサイズ) 1枚  (2002 - 2004年、サンデーGX、小学館、全2巻) 浅野いにおが初めて連載した短編連作です。 やっぱりモラトリアムに生きる様々な若者達の日常を描いています。(僅かな非日常要素アリ) 初期作なので人物も背景も、画力が高いとはいえません。 またどの話もわりと素直なハッピーエンドなので、どこか惜しい感じがします。 しかし、主人公のモノローグ(四角の吹き出し)を多用する手法は、のちの『おやすみプンプン』などに繋がっています。 他の代表作を読んで、浅野いにおのデビュー当時の初々し … 昭和6年(1931) 昭和29年(1954) SOLD OUT, 木版 36.2×23.5cm(イメージサイズ) 1枚  大竹が各施設で祥雲作品を見て調べ始めたが、作者名以外の情報は当初ほとんどなく、電話帳で浅野姓の人に電話をし続けて2人の娘に行き着き、美術学校は出ずに独学したことや頑固な人柄など取材が進むようになったと回想している 。 SOLD OUT, 木版 24.5×36.5cm(イメージサイズ)27×38.6cm(シートサイズ) 1枚  | 浅野先生の作品は私の中で平凡な若者達が持つくだらない自尊心や消失感を、恥ずかしいほどに剥き出しに表現した漫画という印象です。 世間では「雰囲気漫画」や「おしゃれ漫画」と揶揄されることも多いですが、生活の中に生じる鬱屈とした感情をリアルに描くことに関しては本当に天才的。 「ソラニン」では夢を追う若者の虚無感や焦り。 「おやすみプンプン」では一人の人間の人生を徹底的に重苦しく描いてきた浅野先 … 昭和24年(1949) SOLD OUT, 木版 23×33.5cm(イメージサイズ) 1枚  連載中の作品 『勇者たち』を週刊ビッグコミックスピリッツ増刊「ヒバナ」(小学館)、2015年4月号/2016年4月号付録小冊子に収録ののち、2018年マンガアプリ「マンガワン」(小学館)にて連載 翌年、映画『 高校大パニック 』出演。 1980年代には、『 スローなブギにしてくれ 』や『 汚れた英雄 』などの角川映画に出演し、注目を集めた。1 1983年映画『 陽暉楼 』での好演で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。1 「浅野竹二」の作品一覧。古書の街・東京神田神保町にて、浮世絵から新版画、創作版画、現代版画までの版画作品の販売中心に、肉筆画(油彩・水彩)、書、彫刻、陶芸等の美術品及び美術書を幅広く取り扱っております。美術品・古書の買取も随時承ります。 作り上げる作品は独創性にあふれ、重厚感と風格を感じさせます。 お問い合わせ:heri.heymiss@gmail.com, knksorさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog SOLD OUT, 木版 17.9×24cm(イメージサイズ) 1枚  その後、『 ラブジェネレーション 』『 神様、もう少しだけ 』『 大奥 』『 ラスト・フレンズ 』など、数々の話題作を発表。 2006年 の 連続テレビ小説 『 純情きらり 』の脚本も執筆している。 昭和31-32年(1956-57) 木版 24.3×36.5cm 1枚  SOLD OUT, 木版 36.4×24.1cm 1枚  ©2013- YAMADA-SHOTEN Co.,Ltd. さて。 浅野祥雲師がこの世を去って30年、そろそろ浅野作品とは何なのかを検証する時期に来ているのではなかろうか。 と、同時に浅野作品を語る上で欠かせないコンクリートの塑像の意義も考えなければなるまい。 コンクリートのメリットはコストが安く、工期が短いことだ。 SOLD OUT, 木版 下地雲母摺 21×27.2cm(イメージサイズ) 1枚  昭和24年(1949) 浅野いにおといえば、ネットでは「サブカル好き御用達のメンヘラ漫画」的な、不名誉で否定的な評価をよく目にしますが、個人的には彼はほんとうに“良い”作品をストイックに生み出す人だなぁと尊敬しています。ただ、彼の思う “良い漫画” のイメージが少しばかり変わっているだけなんだと思います。, 面白い(と思う)順や自分が好きな順などの、いわゆるおすすめランキングではないことに注意して下さい。「ヤバい」の定義・内訳については完全に独自判断です。ヤバさにもグロ・エロ・鬱・不条理・狂気など様々な要素がありますが、ほとんどこれら全てのヤバさを浅野いにおはカバーしているのでご安心下さい。, ランキングは2018年2月現在、単行本化している全著作10冊が対象です。それほどヤバくない10位から始まって、順位が上がるごとに徐々にヤバさが増していきます。, いつも通り書名タイトルがAmazonの作品ページにリンクされています。また、連載期間・連載誌・出版社等の書籍情報はWikipediaから引用しました。, 浅野いにおの出世作にして、多分いまだに代表作の『ソラニン』が10位にランクイン。映画化もされており、作中に出てくるアジカンの同名の楽曲(浅野いにおが作詞を担当)でも有名ですね。, デビュー初期の作品ということで、良くも悪くも収まるところに収まっている、浅野さんの中では比較的大人しい作品という印象があります。, そのため「浅野いにおを初めて読む人におすすめ」と同時に、「こういう作風の人だと思うと他を読んだときに大怪我するよ」と忠告もしておきたいというジレンマ。, それでも、モラトリアムを謳歌する現代日本の若者特有のノリを描く上手さは、他の作品にも通底する浅野いにおの重要な特徴だと思います。, そういえば昨年末に、後日譚となる続編が11年ぶりに発表されました。(『ソラニン 新装版』に収録)往年のファンは要注目です。, 浅野いにおが初めて連載した短編連作です。やっぱりモラトリアムに生きる様々な若者達の日常を描いています。(僅かな非日常要素アリ), 初期作なので人物も背景も、画力が高いとはいえません。またどの話もわりと素直なハッピーエンドなので、どこか惜しい感じがします。, しかし、主人公のモノローグ(四角の吹き出し)を多用する手法は、のちの『おやすみプンプン』などに繋がっています。, 他の代表作を読んで、浅野いにおのデビュー当時の初々しい姿を知りたくなった人向けの作品です。, 東京郊外の新興住宅地「ひかりのまち」を舞台にした短編連作。連載の時期が近いこともあり、基本的な雰囲気は『素晴らしい世界』に近いと思います。しかし、突飛な設定のキャラクターが登場し、微グロ要素もあることから “ヤバさ” が増しています。, といってもまだまだそこまで酷くはなく、1冊に上手くまとまった短編連作として読めるでしょう。, 数年間いろいろな雑誌に掲載された繋がりのない短編と書下ろし作品が収録された、初の純粋な短編集。, この辺りから画力が上がり、特に背景のリアリティが凄くなるとともにヤバさも増してきます。, ある家族を扱った全3話の短編連作「日曜日、午後、六時半」や駅プラットフォームの購買で働く女子を描いた「超妄想A子の日常と憂鬱」などは、浅野いにお特有の不条理というかシュールさが出ています。, また表題の一部にもなっている「夜明け前」の懐古的な胸を抉るエモさ・美しさは、『おやすみプンプン』が好きな人にはたまりません。, 全般的に、浅野いにおの持つ多方面のヤバさが散りばめられており、それでいて短編集なので読みやすく、初心者向きといえるでしょう。おすすめです。, 雑誌名で察してほしいのですが、もろ成人向けです。直接的にエロ方面の描写が盛り込まれているので、未成年の方は親御さんの前では読まないようにして下さい。, ですが、この2巻にわたる作品のヤバさの真骨頂はエロではありません。大人からすればなんてことのない、でも思春期の男女の当人たちにとっては切実な想いのすれ違い。海岸沿いの田舎町の精緻な背景とともに、その心情が描き出される様は読んでいてヤバいほど胸が抉られます。, はっぴぃえんどの名曲「風をあつめて」を印象的に用いた暴風雨のシーン、そして海の広さがどうしようもないスケールで胸に迫るラストシーンは必見。, タイトルのヤバさ部門では堂々の1位。現在ビッグコミックスピリッツで連載中の通称『デデデデ』。, 主人公たちが若者(女子高生)というのはいつものことですが、この新連載では扱うテーマをこれまでとはガラッと変え、「社会派」漫画になっています。, 2011年の大震災を露骨に比喩しているかのような「空を覆う絶望」と、それに慣れてしまって平和に暮らす日本の人々。ここまで政治的なテーマを浅野いにおが扱うのかと、当初は驚きました。, それでも今のところ幾つかの(ヤバい)見せ場を作りながらストーリーを上手く紡げているのは、現代日本の空気感を紙の上に再現することに長けた彼の成せる技だと思います。, 政治にあまり関心がない人でも大丈夫、だってJKのキャラがとにかく可愛いから。主人公の親友おんたん(中川凰蘭)は特に、浅野いにおの集大成とも言える天才的なキャラデザだと思います↓。(自分は凛派ですが), 6巻まで進み、作中はかなり直接的に「ヤバい」状況になっていますが、どうオチをつけるのか非常に楽しみです。(みんな生きていてほしい…), 昨年、『デデデデ』を休載して短期集中連載をした最新作『零落』が4位にランクイン。この作品は浅野いにお作品の中でも独特のヤバさを持っています。, グロ要素はなく、エロも『うみべの女の子』に比べれば全然露骨ではない。狂気的なキャラも出てこなければシュールな展開もありません。, ただひたすらに、暗いのです。タイトル通り温度感の無い、静かに静かに精神的に漂流していく漫画家の主人公。作者自身を元ネタにした、私小説的な作品です。(「さよならサンセット」には笑いました), 結末もカタルシスはなく、ただただ溜息がこぼれるような諦観と絶望。たしかに「新境地」だと思います。, 他の作品と比べて画風が全然違い、終始『おやすみプンプン』の主人公「プンプン」のようなマスコット的な絵柄で進行します。, 作風はブラックコメディというか、彼らしいシュールな狂気が全面に押し出されており、読み始めた時は意味の分からなさにひたすら戸惑いました。, それでも3位に甘んじているのは、100%不条理かと思われた前半とは打って変わって、後半ではだんだんと物語らしい大筋が見えてくるからです。前半のノリで最後まで走りきっていたら1位も夢ではありませんでしたが、本当にそんなことをしたら連載途中で打ち切られていたでしょう。, (2007年 - 2013年、ヤングサンデー→ビッグコミックスピリッツ、小学館、全13巻), 満を持して登場しました、実に7年をかけて浅野いにおが書き上げた大作長編『おやすみプンプン』。, 独自の写真加工技術を下敷きにした、現実よりもリアルな背景世界。その中で唯一戯画的に描かれる主人公「プンプン」の少年時代から大人になるまでを13巻かけて描きます。, この壮大な物語の中核を成すのは、何と言ってもヒロインの愛子ちゃんでしょう。(名前を出すだけで胸にクる…)少年期の淡くもずっしりと大切に抱える恋心。彼女とプンプンの関係性が中学、高校、大学と成長する中でどう変わっていくのか。中盤から大きく関わってくるもう一人のヒロイン「幸」の存在も欠かせません。, そして、プンプンの成長譚と交わりそうで交わらずに並行して描かれる、謎の新興宗教団体(?)「ペガサス合奏団」。作中でのこちら側の存在感・距離感が絶妙にコントロールされていることで、物語はシュールさを帯びるとともに重厚さも増しています。, 単なる鬱屈した青春漫画とも見做せますが、他にも様々な角度から読むことのできる傑作だと思います。, 初読時にしか味わえない、ラストに近づくにつれての切迫感はもう一生忘れないでしょう。, スマホアプリ「マンガワン」でこの作品を一気読みできる期間中に、浅野いにおさんがtwitterで宣伝していたのを真に受けて読み始めたところ、まんまと深みにハマり、色んな意味で死にました。以下証拠写真, やたらと他人におすすめするタイプの作品ではないので強くは薦めませんが、これまで読んできた中でもっとも衝撃を受けたマンガでした、とだけ言っておきます。, 『おやすみプンプン』が1位だと思っていた人、残念でした。その更に上を行く作品を浅野いにおは書いています。, かなり難解な作品です。次々と変わる登場人物の視点。バラバラの時系列。暗示的にしか提示されないストーリー上の重要な手掛かり。, 正直、一読しただけでは何がなんだかさっぱり分からず、自分は考察サイトを調べてようやく全貌がうっすらと把握できた程度でしかありません。, 登場人物のほとんどが、いわゆるサイコパスか精神異常者か、それとも悪人か、といった有り様です。ページをめくるたび、前のコマまでは常識人だと思っていたキャラが豹変していないか、不安でなりませんでした。, いちおうサスペンス漫画らしいのですが、その枠を遥かに越えていると感じます。例えるなら、『おやすみプンプン』で13巻かけてやったことを1巻にギュッと無理やり押し込めてめちゃくちゃにかき混ぜたような、そんな密度が高すぎる作品です。謎解きなどが好きな方は挑戦してみては如何でしょうか。, 余談ですが、この『虹ヶ丘ホログラフ』をネカフェで読み終えてから、何をとち狂ったか、次に『4月は君の嘘』を初めて一気読みしてしまい、両作品のあまりの雰囲気の差に戸惑ったのを覚えています。浅野いにおの全力の狂気に麻痺した脳で読んだせいで「なんでこんなに登場人物がみんな優しいんだ…おかしいだろ…」と思ってしまい、イマイチ『君嘘』を堪能できませんでした。, ランキングは以上のようになりました。ちなみに純粋に自分が特に好きな作品を挙げるならば、, 1位:『おやすみプンプン』2位:『デデデデ』(既刊までの暫定順位)3位:『うみべの女の子』4位:『世界の終わりと夜明け前』, といったところでしょうか。前述の通り初めてのいにお作品が『プンプン』だったので、『ソラニン』は正直肩透かしを食らった感がありました。読む順番は大事ですね。.

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