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日本将棋連盟の今年度棋士成績・記録のページです。日本将棋連盟は伝統文化としての将棋の普及発展と技術向上や将棋を通じた交流親善などを目的とした公益社団法人です。 竜王位は名人位とともに、別格のタイトルとされている。, 名人戦を超える格を有する棋戦の創設について、歴代名人の了承を取る必要があった。中原誠(当時名人位に在位、十六世名人資格保持者)が連盟に一任したのに対して、大山康晴(十五世名人、当時連盟会長)と升田幸三(実力制第四代名人)は反対した。折衝の末、賞金額1位を公表してもよいが(棋戦の序列は上)、タイトルホルダーとしての序列は名人と同格ということで話がまとまった。, 「竜王戦」という棋戦名は、竜は古来中国で皇帝の権威の象徴として神格化されていた最強者のシンボルであること、将棋の駒の「竜王」(「飛車」の成り駒)は将棋で最強の駒であることの2点を理由として命名された。, 田丸昇[2]によると、新棋戦名候補として、他に「棋神戦」「最高峰戦」「巨人戦」「巨星戦」「棋宝戦」「達人戦」「将棋所」などがあったという。しかし、「棋神戦」は宗教絡みの問題が心配、「巨人」は同じく読売新聞傘下のプロ野球読売ジャイアンツ(通称巨人)と紛らわしいなどそれぞれに問題があった。当時読売新聞社で竜王戦の創設に携わった観戦記者の山田史生[3]によると、「竜王戦」という候補に対しても、読売ジャイアンツのライバルであったプロ野球中日ドラゴンズを連想するからよくないという意見があったという。また、竜王は最も強い駒ではあるが、最も価値の高い駒は取られたら負けとなる王将であるから、王将戦の上に竜王戦を設けるのは「ヘボ将棋 王より飛車を 可愛がり」という著名な格言(川柳)の教えに反するとの指摘もある。最終的には候補を一つずつ消していき、最後まで残った「竜王戦」が棋戦名に決まった。, 山田史生によれば、「竜王戦」と「龍王戦」のどちらを正式な棋戦名とするかでも議論となった。一般的な将棋の駒には「龍王」と記されているが、読売新聞社では常用漢字外の「龍」を原則使用しないとしていたためである。元々、竜と龍は異字体であるが、竜は龍の略字であり新字であると同時に古字でもあるという関係にある。そこで、略字扱いされていた竜こそが正統な字であるという根拠によって「竜王戦」を正式な棋戦名とした。これ以降、日本将棋連盟は駒の正式な名前は「竜王」であり、実在の駒に「龍王」と記されているのは書体の都合であるという立場をとっている。, 竜王就位式で渡される竜王杯は秩父宮雍仁親王寄贈で、九段戦、十段戦から引き継ぎ使用されている。, 竜王戦となってからタイトル戦の中で最も高い賞金を誇るようになり、第30期の優勝賞金は4320万円、準優勝賞金は1620万円であり、挑戦者決定三番勝負の対局料は460万円である[4]。なお、賞金や対局料は何度も変更されている[注 1][5][6]。, 第30期(2017年)からは七番勝負第1局に東急グループの協賛がつき[7]、同グループが保有しているセルリアンタワー地下の能楽堂での部分公開対局が行われるようになったほか、就位式の会場提供も行っている。同グループはそのまま第31期(2018年)から竜王戦全体の協賛に加わった。さらに同じ第31期からは野村ホールディングスが特別協賛として加わったほか[8]、明治も「明治ヨーグルトR-1」名義で協賛している[9]。, 1組から6組に分かれたトーナメント(竜王ランキング戦[注 2])、本戦トーナメント、および、竜王戦七番勝負からなる。毎年11月頃から竜王ランキング戦が始まり、翌年夏に本戦トーナメントが行われて8-9月頃に挑戦者が決まり、竜王戦七番勝負は10月から12月頃にかけて行われる。, html5将棋盤[10]を使用したシリーズは叡王戦に続いて二例目だが、公式はflash将棋盤である。, 前期竜王戦の勝者の棋士が今期竜王戦に敗れると前竜王となり、他にタイトルを持っていない場合に、次期竜王戦終了まではタイトルに準ずる称号として「前竜王」と名乗ることが出来た。棋士の序列としては「前名人」と同様の位置づけだった。なお「前竜王」の称号は、本人の意向により辞退することもできる。第1期竜王の島朗、第2期竜王の羽生善治、第6期竜王の佐藤康光の3人が竜王失冠後に前竜王を称したが、第10期竜王の谷川浩司が第11期にて失冠後に「九段」を称して以降は辞退が続き、「前名人」ともども20年以上名乗った者がいない実情を踏まえ、2020年2月に日本将棋連盟は「前竜王」の称号を「前名人」ともども廃止すると発表した[11]。, 永世称号である永世竜王は、竜王位を連続5期もしくは通算7期以上保持した棋士に与えられる。2019年12月現在、永世竜王の資格を持つ棋士は、渡辺明と羽生善治の2名である。, 独自のランキング戦と本戦によって挑戦者(本戦優勝者)を決定し、竜王と挑戦者は七番勝負を行う。組が上位であるほど、また、1組、2組では組の中での成績順位が上位であるほど、竜王在位者への挑戦権を得やすいシステムとなっている。, なお、2005年に制度が見直され、第18期(2005年)以前と第19期(2006年)以後で異なる部分がある。また、第1期竜王戦については後述する。, 竜王戦の予選は、1組から6組までに分かれたトーナメント戦で始まり、これを「竜王ランキング戦」と呼ぶ。1組の上位5名、2組の上位2名、3組から6組までの優勝者各1名の合計11名が本戦に出場する。, 第18期までの本戦出場は、1組から4名、2組・3組から各2名、4組から6組までから各1名であったが、第19期から、1組から5名、3組から1名に変更された。同時に、各組の昇級枠・降級枠の人数も変更された(例:第18期までは1組からの降級者と2組からの昇級枠は各々3名であったが、第19期からは各々4名となった)。, 各組において、準決勝までに敗れた棋士は、敗者復活の昇級者決定戦(1組は本戦出場者決定戦)に回り、その中で3位の昇級者(1組は本戦出場する3位-5位)や降級者が決まる。, 昇級は1つ上の組に上がり、降級は1つ下の組に下がるのが原則である。ただし、3組以下から挑戦者が出た場合、挑戦者は、たとえ七番勝負で敗れても一気に1組へ昇級する。この場合、次期の1組は17名、挑戦者が本来昇級して属するはずだった組は本来の定員マイナス1名で戦われ、1組からの降級者は5名に増える。, ランキング戦の組と順位により、右図のように位置があらかじめ定められたトーナメントを行う。本戦シードは(第1期以外)一切存在せず、他のタイトルホルダーであろうが前期の番勝負敗者であろうが、ランキング戦を勝ち抜かなければ本戦に出場できない。, 最初の制度では組ごとに挑戦者決定戦進出に必要な勝ち数が決まっており、1組と2組からは順位に関係なく2勝、3組と4組からは3勝、5組と6組からは4勝が必要だった。, 現行の制度では同じ組でも順位が高いほど、また、同じ順位でも上の組ほど挑戦者決定戦進出に必要な勝数が少なくなる。1組の優勝者は1勝すれば挑戦者決定戦へ進出できるが、同じ1組でも2位~4位では2勝、5位では3勝しなければ挑戦者決定戦に進出できない。また、2組2位は挑戦者決定戦に3勝必要で、2組優勝・1組2位より1回多い。また、6組以外の優勝者の挑戦者決定戦進出に必要な勝数は組番号と同じであり、5組と6組の優勝者は5勝しなければ挑戦者決定戦に進出できない。, 挑戦者決定戦(本戦決勝)のみ三番勝負で行い、先に2勝したものが挑戦者となる。持ち時間は各5時間。なお、前述の通り、挑戦者となった者は3組以下であっても1組に昇級する。, 現行の制度では1組の2位と3位は1組優勝者とは挑戦者決定戦まで当たらないようになっているが、4位と5位は1組優勝者に勝たないと挑戦者決定戦に進出できない。これは、1組竜王ランキング戦は早く負けるほど本戦出場者決定戦で当たる相手が弱くなり有利になる側面があるため、わざと早く負けて低位通過を狙う棋士が出てくるのを防ぐためである。1組優勝者と挑戦者決定戦まで当たらない3位以上で通過するためには準決勝まで進出しなければならないが、その準決勝で勝てば2位以上が確定するため、わざと負けるのは意味がないことになる。, 竜王と本戦を勝ち抜いた棋士が七番勝負を戦う。先に4勝したほうが新たな竜王となる。七番勝負は全国各地の旅館やホテルなどで開催される。第29期以前における第1局は日本国外での対局が行われたことがある(下記)。第30期以降の第1局は前述のとおり、セルリアンタワー能楽堂での部分公開対局が恒例となっている。, 持ち時間は各8時間で、1局を2日かけて実施する。1日目の終わりには封じ手を行い、2日目の開始まで次の手を考えて有利になることがないようにする。, 七番勝負の模様は、名人戦七番勝負と同様、「将棋竜王戦」という番組名でNHKでテレビ放送されていた。, 1987 - 1988年に行われた第1期は、竜王戦の前身が十段戦であったということで、最後の十段となった第26期十段と、永世十段資格者2名の計3名が本戦にシードされた。 (表中、「L残」は第26期十段リーグ残留の成績を挙げた者。称号や段位は当時のもの), 以上、1組予選2回戦より出場桐山清澄棋聖(A級3位、L残)谷川浩司王位(A級2位、L残)塚田泰明王座(B級1組13位)中村修王将(B級2組4位)A級5-10位[注 27]B級1組1位、2位, 01(1988) - 02(1989) - 03(1990) - 04(1991) - 05(1992) - 06(1993) - 07(1994) - 08(1995) - 09(1996) - 10(1997), 11(1998) - 12(1999) - 13(2000) - 14(2001) - 15(2002) - 16(2003) - 17(2004) - 18(2005) - 19(2006) - 20(2007), 21(2008) - 22(2009) - 23(2010) - 24(2011) - 25(2012) - 26(2013) - 27(2014) - 28(2015) - 29(2016) - 30(2017), 31(2018) - 32(2019) - 33(2020) - 34(2021) - 35(2022) - 36(2023) - 37(2024) - 38(2025) - 39(2026) - 40(2027), たとえば、第9期は勝者賞金3200万円、敗者賞金800万円、竜王対局料1350万円、挑戦者対局料675万円、挑戦者決定三番勝負の対局料330万円。第19期は勝者賞金3200万円、敗者賞金800万円、竜王対局料1450万円、挑戦者対局料700万円、挑戦者決定三番勝負の対局料330万円。第22期・第23期は、竜王対局料3900万円、敗者賞金1500万円、挑戦者決定三番勝負の対局料350万円。, 支部名人がアマチュア竜王戦のベスト4になった場合、支部名人戦準優勝者が出場資格を得る(例えば第28期竜王戦)。また前期竜王戦で優れた成績を残したアマチュアが連続出場する場合もある。, ただし、同一期内で調整をせず、次期に降級枠を1つ増やすことで1期遅れで清算する場合もある。実例として第17期では4組在籍の, 順位戦C級2組からの降級・棋士編入試験の合格・奨励会三段リーグで次点(リーグ3位)2回獲得によりフリークラスに編入した棋士が対象となる。, なお、竜王戦以外の棋戦についても同様に当該棋戦のみ参加可能な特例があるが、2020年時点で竜王戦以外での適用例はない。, 但し、五段以下の棋士が2期連続昇級で2組に昇級しても六段にしか昇段しない(連続昇級による昇段の方が2組昇級による昇段より先に処理される。2組昇級による六段に昇段した後、連続昇級により七段に昇段するということはない。)。, 竜王挑戦すれば自動的に1組に昇級するので1組昇級による昇段と本質的には変わらない。, 竜王経験者は最低でも八段である。また、七段の棋士が竜王位を獲得し、翌期に防衛して連覇した場合、肩書としての八段を名乗ることなく九段に昇段する。2018年時点で、, 挑戦者決定三番勝負の勝者は三浦弘行であったが、三番勝負敗者の丸山忠久が繰り上げで挑戦者になった, 2組のランキング戦では畠山七段・木村八段・稲葉七段で3人ともB級1組に在籍。本戦初戦の真田圭一八段はC級1組、2戦目は再び稲葉七段、準決勝は阿久津八段でB級1組であった。(段位と在籍クラスは共に対局当時), 6組ランキング戦1回戦は関東所属棋士同士、関西所属棋士同士が対戦するのが慣例である。しかし第30期は関東所属棋士と関西所属棋士の対戦が2つあり、そのうち1つが加藤一二三対藤井聡太戦であった。, ただし棋王戦とNHK杯戦は加藤は関東、藤井は関西所属である関係上、別々のブロックに組まれており、両者が当たるためには共に予選を通過し本戦に進出することが絶対条件だった。結局、加藤は共に初戦で敗れたため再び顔を合わせることはなかった。(藤井は共に本戦に進出した。), 第26期十段リーグで陥落相当の成績に終わった有吉道夫九段は、A級8位で1組に組み分けされた。, 第26期十段リーグで陥落相当の成績に終わった泉正樹五段は、C級2組8位で4組に組み分けされた。, 1971年・1972年とも中原十段対大山挑戦者という構図でいずれも中原が防衛している。, - 34(2021) - 35(2022) - 36(2023) - 37(2024) - 38(2025) - 39(2026) - 40(2027), 将棋の「前竜王」や「前名人」の肩書廃止…20年以上、誰も名乗らず : 竜王戦 : 囲碁・将棋 : ニュース, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=竜王戦&oldid=80310924, 1組の4位決定戦は、ランキング戦2回戦敗者4名によるトーナメントで、勝ち抜いた1名が, 1組の5位決定戦は、ランキング戦1回戦敗者8名によるトーナメントで、勝ち抜いた1名が, 昇級相当の成績を挙げても次期竜王戦に出場できない棋士であっても昇級者決定戦は出場可能である。そのため、そのような棋士が昇級者決定戦を勝ち抜くと他に出場可能な棋戦がなければ現役最終局を白星で飾って引退することとなるが該当者はまだいない。これに最も近づいたのは田丸昇である(準決勝敗退)。, 4組以上の在籍者、もしくは5組から4組への昇級者は5組へ降級しない限り永久に竜王戦への継続参加が出来る。5組へ降級しても即座に引退とはならず、5組在籍者と同じ条件となる。, 5組在籍者、もしくは4組から5組への降級者は6組へ降級しない限り2年間の継続参加が出来る。6組へ降級したら即引退となる。期間内に4組に昇級出来なくても引退となる。, フリークラス在籍期限満了時点で6組在籍の棋士は、ランキング戦決勝進出や昇級者決定戦で5組昇級に相当する成績を挙げた場合でも、次期竜王戦には参加出来ず引退となる。ランキング戦優勝して本戦も勝ち抜いて挑戦者になった場合に次期参加できるかは不明。, 第三期竜王決定七番勝負 激闘譜―竜王・羽生善治 王位王座・谷川浩司 1991/2/1, 竜王決定七番勝負 激闘譜〈第5期〉竜王・谷川浩司‐王座棋王・羽生善治 1993/2/1, 竜王決定七番勝負 激闘譜〈第6期〉竜王・羽生善治‐七段・佐藤康光 1994/2/1, 第十九期竜王決定七番勝負激闘譜―竜王・渡辺明vs.棋聖・佐藤康光 2007/3/1.

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