◆鹿島vs名古屋ハイライト
幸先よく先制した横浜FMはさらに畳み掛ける。27分、カウンターから右サイドを持ち上がった水沼から左のエリキに展開し、一度ボールを中央のJ・サントスへ。ゴール前の密集を狙った突破は失敗するが、こぼれ球をエリキがボックス左から流し込み、追加点を挙げた。
出場停止:ファン・アラーノ, 鹿島アントラーズは2日、MF和泉竜司の負傷を報告した。
カウンターから攻撃の形を作る名古屋は36分、吉田のクリアボールに抜け出した金崎がバイタルエリア左から並走していたマテウスに横パス。しかし、カバーリングに戻っていたレオ・シルバにクリアされてしまい追加点のチャンスを逃した。
DF:広瀬陸斗、犬飼智也、町田浩樹、永戸勝也
明治安田生命J1リーグ第31節、横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズが3日に日産スタジアムで行われ、2-3で鹿島が逆転勝利を収めた。
鹿島アントラーズ 0-2 名古屋グランパス
★予想スタメン[4-4-2]
GK:高丘陽平
GK:沖悠哉
◆試されるチーム力【鹿島アントラーズ】
85分に名古と松村を投入して3バックにシステム変更した鹿島に対して、名古屋が後半アディショナルタイムに追加点。GK沖のクリアボールをシミッチが跳ね返すと、バイタルエリア左サイドの阿部がボックス内にダイレクトパス。ボックスやや右寄りの位置からマテウスが冷静に右足ループシュートを決めきった。
チームも久々にミッドウィークに試合がないことで束の間のリフレッシュ期間に。再びエンジンをかけるためにも、この上位を争う一戦は勝利したいところだ。
【J1注目プレビュー|第31節:横浜FMvs鹿島】真価が問われる両者の対決、攻撃サッカーで上回るのは? 劣勢の横浜FMも60分にCKからJ・サントスがヘディングシュートを放つが、鹿島の勢力は衰えない。62分には速攻を許し、小泉に迫られるが、ここは懸命に戻ったエリキがシュートブロック。するとそのエリキ、69分のカウンターの場面でジュニオール・サントスからボール受けると、ボックス左でカットインからシュートへ。決定機だったが、惜しくも右に外してしまった。
名古屋から移籍し、今季から鹿島でプレーする和泉は、チームで唯一明治安田J1全27試合に出場。3得点を記録していた。, 31日、明治安田生命J1リーグ第25節の鹿島アントラーズvs名古屋グランパスが県立カシマサッカースタジアムで行われ、2-0で名古屋が勝利を収めた。
同勝ち点対決は名古屋に軍配!
2020年10月31日(土)
クラブの発表によると、和泉は左ヒザ内側側副じん帯損傷と診断。全治は6~8週間とのことだ。
しかし、課題はポゼッションされた時の試合運びだ。連敗した相手は川崎フロンターレ(3-0)、横浜F・マリノス(2-1)といずれもボールと主導権を握る相手とのアウェイゲーム。今節の鹿島も似たような展開になることが予想される。
FW:土居聖真、エヴェラウド
前半終盤から名古屋陣内に一方的に攻め込んだ鹿島は後半立ち上がりも依然として攻勢。55分には自陣からドリブルで持ち運んだファン・アラーノがボックス中央手前からミドルシュートを放つも、GKランゲラックが立ちはだかる。
エリキ(前27)
前節はアウェイでサンフレッチェ広島と対戦し3-1で完敗。ここにきて不安定な戦いを見せることとなってしまった。
オリジナル10同士の白熱した戦いに先手を打ったのはホームチーム。17分、エリキとのコンビで左サイドを突破した小池がグラウンダーのクロスを供給すると、走り込んだ水沼が相手に競り勝ち、右足アウトサイドで押し込んだ。
横浜F・マリノス(7位/44pt) vs 鹿島アントラーズ(6位/45pt)
【名古屋】
GK:沖悠哉
遠藤康(後39), 【明治安田生命J1リーグ第31節】
MF:喜田拓也、マルコス・ジュニオール、扇原貴宏
DF:小池龍太、チアゴ・マルチンス、伊藤槙人、ティーラトン
★予想スタメン[4-3-2-1]
◆意地を見せて一歩前へ【名古屋グランパス】
[県立カシマサッカースタジアム]
1-3で敗れた直近のサンフレッチェ広島戦から1週間ぶりの試合となる横浜FM。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)との日程の兼ね合いで生じた怒涛の22連戦を終えて、今回は5日の調整期間があった中、スタメンは広島戦から6人変更。畠中は累積警告で出場停止となり、マルコス・ジュニオールや伊藤、水沼が起用された。
17:00キックオフ
上田、エヴェラウド、遠藤のゴールはいずれもスーパーゴールに《J1》.
75分に中盤の要である米本が負傷でピッチを退いた名古屋は81分、敵陣左サイド深くでFKを獲得。マテウスがアウトスイングのクロスを供給すると、ファーサイドの金崎がヘディングシュート。GK沖のビッグセーブでこぼれたボールに相馬が反応したものの、GKの正面に飛ばしてしまう。
鹿島アントラーズのdf内田篤人選手は、2010年から2017年までドイツ・ブンデスリーガのシャルケでプレーしていた。 ドイツでプレーしていた内田選手には、チームメイトとのエピソードが豊富にある。今回は内田選手と大の仲良しだったマヌエル・ノイアー選手とのエピソードを紹介する。 GK:ランゲラック
監督:アントニオ・カルロス・ザーゴ
MF:エリキ、松田詠太郎
日程の差が出ているのか、横浜FMの攻撃を防ぎ切れない鹿島だが39分、こちらも鋭い攻撃から反撃に出る。左サイドのハーフウェイライン付近から土居が前線へロングボールを配球すると、相手の最終ラインの背後をとった上田が目一杯伸ばした右足で華麗にトラップ。絶妙なコントロールで懐に収めた上田は、DFに体をぶつけられながらも右足でシュートを突き刺し、1点差に縮めた。
早くも追いかける展開となった鹿島がボールを保持して試合は推移していくなか前半半ばにアクシデント。成瀬と衝突した和泉がプレー続行不可能となり、荒木がイン。一方、名古屋も20分を過ぎたあたりから足を痛めていたオ・ジェソクが負傷交代となり、両チームとも33分に選手交代を余儀なくされた。
ここから攻勢が増した鹿島は、後半から荒木を下げて遠藤を投入しさらに勢いを強めていく。立ち上がりの48分に上田がシュートを放てば、51分にはボックス手前左から永木がドリブルシュート。さらに57分にも上田がゴールに迫るも、ボックス内で相手を背負いながら振り向きざまに放った左足シュートはGKに止められた。
その後、5分の後半アディショナルタイムも経過し試合終了。アウェイの鹿島が見事な逆転劇を演じ、過密日程の中2試合ぶりの白星を上げた。一方、敗れた横浜FMは2連敗となった。
DF:成瀬竣平、中谷進之介、丸山祐市、オ・ジェソク
直近5試合は4勝1敗。アウェイ3連戦がありながらも着実に勝ち点3を積み上げ、上位争いに踏みとどまった。シーズン当初の不甲斐ない姿はもうなくなった。
これで2点差を追いついた鹿島。選手を入れ替えてテコ入れも図りつつ試合を進めると迎えた84分、その交代で入った伊藤が右サイドからクロスを上げると、ペナルティアークでフリーとなっていた遠藤が左足ボレー。丁寧かつ正確に叩いたシュートがゴール右に吸い込まれ、とうとう逆転に成功した。
監督:マッシモ・フィッカデンティ, 内田篤人が引退後にしたいことは「手を繋いで一緒に幼稚園の送り迎え」、妻への引退報告も語る, 鹿島が2点差から横浜FMに逆転勝利!
一方の鹿島は中2日の過密日程。その名古屋グランパス戦は0-2で敗れたうえ、リーグ戦全試合に出場していた和泉が左ヒザの負傷で最大8週間の離脱を強いられることに。また、ファン・アラーノも累積警告により出場停止で、今回のスタメンはその2人に代わり、荒木と上田が起用された。
【横浜FM】
横浜FMも13分、3試合ぶりの先発となった水沼の縦パスに反応したジュニオール・サントスにゴールチャンス。続く14分には左サイドのエリキのクロスを、またもJ・サントスが頭で合わせるが、惜しくも枠を捉えれなかった。
金崎夢生(前7)
MF:遠藤康、永木亮太、レオ・シルバ、荒木遼太郎
鹿島アントラーズ(6位/45pt) vs 名古屋グランパス(5位/45pt)
マテウス(後47), 【明治安田生命J1リーグ第25節】
FW:ジュニオール・サントス
【鹿島】
さらに、この試合ではMF和泉竜司とMF三竿健斗が負傷。加えて、MFファン・アラーノが出場停止となり、敗戦の上にケガ人とチームにとっては苦しい状況だが、ここでこそ積み上げてきたものが試される時だ。
監督:アントニオ・カルロス・ザーゴ
仙台戦も難しい試合となった中、勝負強さを見せられたことはチームとしてはプラス材料。今季初の連敗からすぐに抜け出せたことは成長の証と言える。
FW:土居聖真、エヴェラウド
出場停止:畠中槙之輔
◆ラスト5試合、上位フィニッシュへ貯金を【横浜F・マリノス】
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