高松じゅうがカーツ大佐 ... 新メディアに対してなぜか旧メディアの人間が支配的な権力を握ることが国政ではよくあり、その目的は新興勢力を飼いならす、無力化する、既得権を守る、などろくでもないも … カーツ大佐の資料を読んで、その経歴があまりにも立派で、なぜ暗殺するのか戸惑うウィラード大尉。 カミソリの上を這うカタツムリ、の不気味な詩を読むカーツ大佐の録音された声と、軍隊での輝かしい経歴に、ギャップがありすぎて戸惑うウィラード大尉であった。 その人物はウィラードも名前を聞いたことがある、元グリーンベレーのウォルター・e・カーツ大佐(マーロン・ブランド)。 カーツ大佐は元々は温厚だったがベトナム戦争を機に冷酷な男に変わってし … 今日は、とりあえずフランシス・フォード・コッポラ監督(ゴッドファーザーなど)の手がけた戦争映画「地獄の黙示録」を観ました。それを紹介というか、ネタバレというか感想というか書いてきます。, ゴッドファーザーシリーズでお馴染のフランシス・F・コッポラ監督作品。全体的な感想としてはかなりぶっ飛んだ映画でしたね。ただ、反戦の訴えがあった。, 観たのは恐らく2001年にコッポラが再編集した特別完全版です。吹き替えはマーティン・シーンが堀内賢雄というのはかなり評価できます。, さて原作はジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』という小説。ただし、こちらとはストーリーはほとんど違い舞台もこっちはベトナム戦争である。あくまで翻案らしいです。, ベトナム戦争といえば、枯れ葉剤の犠牲が凄く有名ですよね。それとナパーム弾。この映画でもナパーム弾が登場します。映画によると、凄い匂いがするらしいですね。それに海岸付近の波が変わるらしいですね。風向きとかにも影響が及ぶらしいです。さて威力ですが、横一直線に次々と爆発の炎の山が起こります。そしてキルゴア中佐の言葉によると、人の遺体すら焼失してしまうそうだ。, 登場人物は全員、狂ってます。マトモな人間なんてほとんど、出てきません。これは推測ですが、やはり戦争の影響じゃないですかね。戦争が無ければ、多分マトモな人だったんじゃないでしょうか。, キルゴア中佐が前線基地を襲撃する時に流してたワグナーの「ワルキューレの騎行」も印象的でしたね。あの軍人テーマのような音楽をバックに次々と村人を虐殺、村を爆撃、銃撃するシーンは〝外道〟の一言に尽きます。, さて余談ですが、実はハリソン・フォードが出ていたらしいんですが、分かりませんでした。, ベトナム戦争の中期ごろ。陸軍所属のベンジャミン・ウィラード中尉(マーティン・シーン)は妻と離婚し、戦場に戻って来てしまう。かつての戦場では故郷への帰還に淡い憧れを抱いていたが現実は違っていた。, カーツ中尉は元CIAの要人暗殺任務についていた事がありその功績を買われ情報部に呼び出され、そこである人物の暗殺を命令された。その人物はウィラードも名前を聞いたことがある、元グリーンベレーのウォルター・E・カーツ大佐(マーロン・ブランド)。, カーツ大佐は元々は温厚だったがベトナム戦争を機に冷酷な男に変わってしまったという。また、彼は作戦に独断が多く(しかし成果は上げている)〝不健全〟と話す。, また、カーツ大佐はカンボジアに自分を崇める原住民や、彼に憧れて裏切ってしまった元軍人たちをまとめて独立帝国を築き上げていた。, ウィラードは海軍の河川哨戒艇に乗り込み、若い乗船員たちに任務内容を極秘にしながら、目的地に向かわせる。ウィラードは改めてカーツ大佐の資料を読みながら彼がベトナム戦争までの履歴が〝完璧〟であると思っていた。, 空軍ヘリ部隊の援護を得るべく到着した村ではサーフィン好きのキルゴア中佐(ロバート・デュヴァル)が指揮をとっていた。キルゴア中佐は乗船員の一人ランス(サム・ボトムズ)のサーフィンのファンであると話し、河川哨戒艇の道すがらにあるベトコンの前線基地をサーフィンの波の絶好ポイントであると知りそこを襲撃する。, 上空からヘリによる銃撃、爆撃。果てはナパーム弾で基地を攻撃。自分たちの手で銃撃した村人を自分たちで治療し〝正義〟を得る。それがいかに狂って麻痺した事なのか。誰も分からなかった。また、ナパーム弾の影響で波が変わりサーフィンが出来なくなってしまう。これ以上、寄り道をしたくないウィラードはランスを連れ哨戒艇に戻り逃げるように去っていく。, 次に訪れた米兵の基地では、ショーが行われていた。ショーでは女たちが魅惑的なダンスを米兵に見せつける。飢えた米兵たちはショーの途中で、狂ったようにショーの舞台に登り女たちはヘリに戻って行った。, 次の基地はほとんどが荒廃していた。テントが数個残っているだけで兵も荒れていた。ウィラードは前の基地で手にした物資と引き換えにシェフ(フレデリック・フォレスト)やランス、クリーン(ラリー・フィッシュバーン)に女を抱かせた。, 戦争のストレスから麻薬に溺れていく若き乗船員たち。ランスも口数が減っていきまた、ウィラードも精神的に余裕が無くなってくる。, そんな時に一つの輸送船に遭遇。艇長のチーフ(アルバート・ホール)はウィラードが止めるのを無視し、検問する。一つ一つの荷物をシェフに確認させるなか、輸送船に乗っていた女性が何かを隠そうとする仕草を見せる。それを見たランスたちが船員を次々と射殺。しかし女性が隠そうとしていたのはただの犬だった。, 最後に立ち寄った橋では進行形で戦争が行われており、指揮系統はすでに滅んでおり誰が何と戦っているのか分からないような混沌としていた地だった。ウィラードは用件を終え、船で去っていく。後ろでは橋が爆発し崩落していった。, 順調に目的地に向かう哨戒艇。だが船員たちの心はすでに荒れていた。船員たちは橋の基地で手に入れた家族や友人からの郵便物を確認していた。そんな時に謎の襲撃に遭遇。その襲撃でクリーンが死んでしまう。クリーンに届けられた郵便物は母からのボイスメッセージで「無事に帰って来てください」というメッセージも虚しく息を引き取る。, そしてフランス植民農園という所に到着。戦争に心をすり減らし、母国に帰らずその地に留まっていたフランス人が建てた農園施設だった。フランス人たちが敵と誤って殺してしまったクリーンの遺体をウィラードの要請で土葬。農園の主人(クリスチャン・マルカン)たちはウィラードを手厚く歓迎するが、食事の場で政治の話が流れだすと混沌と化す。主人はウィラードに言う。「アメリカ人は勝てる戦力があるのに、何故本気で勝とうとしない」, 夜、ウィラードは農園にいた未亡人(オーロール・クレマン)に「あなたは二人いる。人を愛するあなたと、人を殺すあなた」そう言われたのだった。, 翌朝、出発し目的地に近付いていく予感をウィラードは感じていた。しかしチーフがウィラードに仲間が死んだのはお前のせいだ!と突如、激昂してくる。更にタイミング悪くカーツ大佐に従ってるであろう現地住民たちの木の枝の一斉砲撃に遭遇。槍の一つがチーフを貫通しチーフは倒れる。ウィラードはチーフにすがり寄るがチーフは最後の力を絞ってウィラードを自分の貫通した槍に突き刺そうとする。ウィラードはチーフの顔を手で押さえ窒息させて身を守ったのだった。, チーフの遺体を川に流しついに任務内容を話すウィラード。残ってるはシェフとランスしか居なかった。シェフは早くこの地を去りたい、とウィラードに協力を誓う。ランスはただチーフの遺体を川に流しているだけだった。, ついにカーツ大佐の支配する砦に到着した哨戒艇。その砦にいた報道写真家に案内され砦の人間が全員、カーツ大佐を神格化し崇めている事を知らされる。カーツ大佐が不在ということで一旦、船に戻ったウィラードはシェフに船に留まらせ、時間指定してそれまでに帰ってこなかったら空爆を要請しろ、と命じランスと共に偵察に向かう。しかし偵察していた森で住民に捕らわれてしまった。, そしてカーツ大佐と会ったウィラード。カーツ大佐はウィラードが情報部から抹殺を命じられた人間だと見抜いており、諭すように話すカーツ大佐。ウィラードは心揺さぶられてしまう。一方、船に残っていたシェフは空爆を要請したのだった。, 後日、捕らわれの身のウィラードはシェフの生首を見せられる。更に次の日の朝、カーツ大佐はウィラードにタイムズ誌の戦争は米国の優勢と書かれた記事を見せる。そしてその記事がバカバカしい事を説きながら彼を自由の身にした。ウィラードはカーツ大佐を精神的な葛藤もありなかなか殺す事が出来なかった。ウィラードはカーツの事を理解し、カーツはウィラードの心を見抜いていたのだった。カーツはウィラードに自分の事を自分の息子に語り継いでほしいと頼み込んだ。, そして水牛を生贄にする祭の夜、ウィラードはカーツ大佐を殺害。カーツ大佐は自分のノートに〝砦を爆発しろ(みたいなこと)〟と書いてあり、ウィラードは堂々と砦を出る。そこではカーツ大佐の僕(しもべ)たちがウィラードを待っていた。ウィラードは何も語らずランスを連れて船に戻った。そしてウィラードとランスは空軍の応答せよ、という命令を無視しながら船で砦を去っていった。, 個人的にベトゴンの一人が、腸が落ちるのを押さえるために、鍋のふたで腹部を押さえていたのが印象的だった。その後、水をくれという願いを聞いたキルゴア中佐が水をやろうとするが、サーフィンで名の知れたランスが到着してると知るや、すぐに水を捨てたシーンが凄い印象的でしたねえ。, 地獄の黙示録 ~マトモな人間は一人もいなかった~ | チャカチャカりきりきのブログ. カーツ大佐は、ベトナムの戦場という、アメリカが歩んできたあらゆる価値観が大きく揺さぶられ、道徳観の崩壊した世界の中で、その高い知性ゆえに精神的に崩壊し、カンボジアの奥地に王国を建設するという、常軌を逸した行動を取りました。 理性なき荒野・讃岐平野に君臨し続ける、「地獄の黙示録」のカーツ大佐みたいなやつなのだ。高松じゅうがカーツ大佐のポスターだらけで、やつは毎日毎日オレの視界に入ってくる。来てくれウィラード。 こいつが県内でダイソンの掃除機のように組織票を吸い込んだあげく国政に乗りこん� 『地獄の黙示録』(じごくのもくしろく、原題: Apocalypse Now )は、1979年公開のアメリカ映画。フランシス・フォード・コッポラによる戦争映画。 ジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』を原作に、物語の舞台をベトナム戦争に移して翻案した叙事詩的映画(エピックフィルム)。 カーツ大佐は任務で訪れたカンボジアのジャングル奥地で勝手に自らの王国を築きあげ、軍から危険人物とみなされていた。 ウィラード大尉は部下たちを連れ、哨戒艇で川をさかのぼってカーツ大佐の王国を目指すが、その途中で戦争がもたらした異様な光景を次々と目撃する。 戦争で人間の精神が限界を超えると、悪魔が天使の心を打ち負かすと言うセリフがあった。 カーツ大佐は、精神の限界を超えてしまったのだと説明される。 過酷な責めに耐え抜いたウィラード大尉は、牢から放たれ、カーツ大佐からなぜ自分が王国を作ったかを聞かされる。 ベトナム人 の子らにポリオのワクチン注射を打ち、救ったと思ったが、この子たちの腕が切り落とされたのを見て、彼らの闘争心には勝てないと、すべてが恐怖! カーツ大佐は優秀な軍人だったが理性を失い任務を捨て、カンボジアのジャングルの奥に自分の王国を作ったというのです。 国家の恥部を隠蔽するため、アメリカ軍将校を抹殺する暗殺任務が下されたので … JavaScriptが無効です。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてください。JavaScriptを有効にするには. Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. カーツ大佐を暗殺せよ. 地獄の黙示録の後半は、グロテスクな世界観も描いていて、カーツ大佐の狂気の演技が見事です。 前半が戦闘場面が多く派手だったのに対し、後半は落ち着いた展開で、戦車や戦闘機などは活躍しません。主人公ウィラード大尉の哨戒艇が川を更にのぼります。 最新装備で武装したアメリカ兵が、ベトコンが作った原始的な落とし穴などのワナにかかって命を落とす。 民間人に見せかけたベトコンを殺すために、民家を焼き払い、民間人を犠牲にする。 地獄の黙示録のカーツ大佐はなぜおかしくなったんですか 映画. 自分を殺しにきた人間であることを十分にわかっていながら、カーツ大佐は一度は拘束していたウィラード大尉に自由を与えます。 この奇妙な行動は、カーツ大佐が自らの始末を自らの手でつけたいことを如実に語っています。 カーツ大佐が狂気に満ちてしまった原因は、簡単に述べると、おそらく、「カーツ自身が所属していたアメリカ軍に対する不満が爆発したから」みたいな感じだと思います。 ただ、なぜその結果、あんなにも残虐な人間になってしまったのでしょうか。 優秀なエリート軍人だったカーツ大佐は、なぜアメリカを裏切り危険人物になったのか? なぜ軍規を無視して、自らの王国を築いたのでしょうか? カーツ大佐を捜し川を上るウィラード達もその途中でどんどんおかしくなっていきます。
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